老後4000万問題について思うこと

雑記帳

老後4000万問題が話題になってますね。老後2000万問題ではなくインフレを考慮すると4000万いるということのようです。

何故、4000万問題になったのか?

もともとは5年ほど前に、総務省が公表した家計調査のときの一般家庭のモデル(65歳以上の夫婦)の支出額が23万3256円に対して、65歳以上夫婦の手取り収入が18万717円(手取り)ということで、この不足分の差額の30年間で老後2000万円、不足するということでした。

23万3256円(支出)ー 18万717円(手取り)=5万2539円(毎月の不足)

これは、インフレを考慮していなく、今後も3.5%のインフレが続くと20年後に約4000万になるので20年後は老後4000万不足するということになるようです。

毎回、机上の計算で不安を煽る感じの話ですね。。。

本当に4000万不足するのか?

この総務省のモデルの通りの支出と手取りで、物価も毎年3.5%づつ上昇していいけば4000万円必要になるんだと思いますがはたしてそんな人いるのでしょうか・・。

  • モデル家庭はあくまで平均支出額
  • 毎年3.5%づつ上昇していくのか
  • 毎月5万不足したまま放置する人はいない
    (バイトするなり、節約するなり対処するでしょ)

未来の支出を正確に把握することは不可能ですが、自分の家庭の家計の管理をすることが未来の支出を管理することに繋がると思います。毎月いくらで生活しているのか?(できているのか?)。毎月いくら貯蓄できているのか。有事の際に使える資金はあるのか? などなど。

私も1円単位で正確に把握はもちろんできていませんが、だいたいの感覚で把握はできていると思います。マネーフォワードなどのアプリを使って銀行・証券口座・カードと連携されると半自動でざっくり把握できますね。

老後4000万問題に対する対応

現金ではインフレに負けてしまうというのは最近ではみなさんが言われていることですね。
一昔前までは銀行に預けておけばよかった時代もあったかもしれませんが、
今の情勢では厳しいです。

やはり、今は投資は必須かなと思います。
投資といっても、個別株の売買で儲ける短期投資ではなく、中長期(15年以上)でのインデックス投資です。平凡なサラリーマンで手間かけず、再現性高く成功する投資の最適解といえると思います。

投資信託の積立シミュレーションです。(よくあるやるですね)

4000万貯めるには、年利5%で毎月5万円で約30年かかりますね(笑)
途方もない期間です。やはり資産形成は「入金力」と「時間」が大事ですね。
早く始めて、ながく継続する。
それぞれのペースと目標をもって、リスク許容度の範囲内で投資をしていきましょう。

老後資金について

私はまだ40代なので20年後はどうなるか分かりませんが、年金に頼らず(もらえない前提で)資産形成をしていきたいと思います。

今回のようなメディアの情報に踊らされてあたふたしなくてもいいように、
今後もインデックス投資で、時間を味方についてコツコツと積み立てていきます!

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